旅好きのメモ

旅好きの筆者が日本から簡単に行ける海外の見所をメモ

極東ロシアの路線図

人口希薄地帯の極東ロシアは、かなり移動が困難というふうに思われがちですが、ロシア帝国の時代から現代にかけて、鉄道網が発達しています。 以前の記事で、個別の鉄道については見てきましたが、今回は、一気にまとめて紹介します! 【シベリア鉄道】 1. …

【国境観光】中国最東端の地を訪ねてみよう

前回、中国最北端の漠河周辺のエリアを紹介しましたが、今回は、中国最東端の撫遠周辺のエリアを紹介します。極東ロシア最大の都市ハバロフスクからほど近い、かつては厳戒態勢が取られていた国境も、中露の融和が進んだ今では一大観光地となっています。 撫…

【国境観光】中国最北端の地を訪ねてみよう

漠河市 中国最北の都市として知られるのが、ここ漠河市です。市内中心部を見下ろす北極星広場や、建国以来最悪の森林火災(211人が死亡、1万世帯5万人以上が被害を受けた1987年5月6日の山火事)を記憶するために建てられた大興安嶺五·六火災紀念館は必見です…

牡丹江周辺の見どころメモ

黒竜江省南部、牡丹江沿いにある大都市、その名も牡丹江の見どころをメモを公開します! ※市内のみならず、南部の渤海国の古都、渤海鎮などの見どころも併せて紹介していきます。 【牡丹江】 1. 江浜公園 牡丹江沿いに整備された公園です。園内には日本軍に…

東寧周辺の見どころメモ

ロシアとの国境の町、東寧の見どころを紹介します! ※随時更新しています。 東寧博物館 市内にある、東寧の歴史などを紹介している博物館です。 東寧要塞群 東寧市の中心部から南東の郊外にある、日本軍により築かれた要塞群です。第二次世界大戦末期にソ連…

綏芬河の見どころメモ

ロシア国境のすぐ近くにあり、国境の貿易拠点として発展している都市です。 ※随時更新しています。 綏芬河鉄路大白楼 1903年に綏芬河鉄路の交渉分局の総理委員官邸として建てられた建物です。ロシアが鉄道を獲得してからは東清鉄道の職員の宿舎として、日本…

鶏西の見どころメモ

袁世凱の時代から炭鉱の町として発展してきた都市です。市内の見どころを紹介します! 鶏西市博物館 市内中心部にある、鶏西の歴史を紹介している博物館です。博物館の道路の向いには、仏教寺院の華厳寺もあります。 穆棱河公園 鶏西を流れる穆棱河のそばに…

七台河の見どころメモ

中国屈指の炭鉱都市、七台河の見どころを紹介します! 七台河市博物館 桃山に隣接する、七台河の歴史などを紹介している博物館です。 湖浜広場 桃山湖沿いにある公園です。西の端に観光塔が設置されています。 仙洞山風景区 市内の仙洞山に設置された風景区…

密山の見どころメモ

ロシアと二分する国境の湖、興凱湖(ロシア名:ハンカ湖)へのアクセス拠点となる町、密山の見どころを紹介します。 ※随時更新しています。 鉄西公園 市内の西部にある公園です。園内には関帝廟が建てられているほか、南には弘法寺という立派な仏教寺院があ…

虎頭(虎林市)の見どころメモ

ロシアの沿海地方との国境沿いにある町、虎頭の見どころを紹介します。 ※途中に通る虎林市の見どころはないか探しましたが、残念ながら特に発見できず…。泣 【アクセス】ハルビンなどから列車で虎林駅へ向かい、そこからバスに乗車して向かうのが一般的。 侵…

同江の見どころメモ

アムール川本流と松花江の合流地点に築かれたロシアとの国境の町、同江の見どころを紹介します。 ロシア風情園 ロシア国境の町らしい、ロシア風の趣のある公園です。道路の反対側(南側)には勝利公園という名前の公園があり、こちらでは社会主義風のレリー…

双鴨山の見どころメモ

炭鉱の町として発展した双鴨山の見どころを紹介します。 ※随時更新しています。 双鴨山市博物館 双鴨山の歴史などを紹介している博物館です。 翠峰山公園 たくさんの山がある双鴨山市のなかでもよく整備された公園です。山頂にある翠峰閣からの町の方向を見…

ジャムスの見どころメモ

松花江下流随一の良港として満州国の時代に開発が進んだ黒竜江省東部の大都市ジャムスの見どころを紹介していきます! ※随時更新しています。 佳木斯烈士陵園 抗日戦争など革命に貢献した中国人が眠る集団墓地です。 建国十周年紀念塔 松花江広場にある、中…

モンゴル縦貫鉄道に乗ってみよう!

中国の北京から内モンゴル自治区、モンゴル国を経由してロシアのモスクワまでを結ぶK3/4次列車などが通るのが、今回紹介するモンゴル縦貫鉄道です。 モンゴル縦貫鉄道の路線自体は、極東ロシアのブリヤート共和国の首都ウランウデから中国の内モンゴル自治区…

鶴崗周辺の見どころメモ

中国を代表する炭鉱の町として栄える鶴崗の見どころを紹介します! ※随時更新しています。 鶴崗市博物館 人民広場の南にある、鶴崗の歴史などを紹介している博物館です。 普陀山 立派な観音像で知られる北普陀寺や、その北にある三宝寺などの仏教寺院がある…

伊春の見どころメモ

森林地帯に築かれた大都市である伊春の見どころを紹介します。「林都」と呼ばれ、全国的に開発が進む今も美しい自然が守られている場所です。 伊春市博物館 恐竜の化石の展示や地質の紹介などを中心にしている博物館です。伊春周辺では恐竜の化石が多く発掘…

綏化の見どころメモ

ハルビンの北方にある大都市です。 綏化駅 1927年に建てられた立派な駅舎です。改装工事はされているものの、レトロでありながら荘厳な雰囲気を感じられます。 綏化博物館 綏化の歴史を紹介する博物館です。 ※随時更新しています。

北安・五大連池周辺の見どころメモ

黒竜江省の省都ハルビン、第二の都市チチハル、そして国境の大都市の黒河を結ぶ交通の要衝として発展した北安市と、その近郊にある景勝地の五大連池を併せて紹介します。 北安博物館 北安の歴史を紹介する博物館です。 中共黒竜江省委誕生地 もともと1944年…

黒河の見どころメモ

ロシアのアムール州の州都、ブラゴヴェシチェンスクと向かい合う国境の大都市です。かつてのロシア帝国の南下政策を感じられる史跡が残ります。 旅俄華僑紀念館 中国からロシアに移住した華僑の歴史を伝える記念館です。さすが国境の町といった趣のある展示…

チチハルの見どころメモ

チチハル市の見どころをメモ。 ※随時更新しています。 和平広場 抗日戦争での戦勝60周年を記念して2005年に整備された広場です。日中戦争記念壁、勝利記念碑、江橋日中戦争記念彫刻の3つのモニュメントが設置されています。 抗洪勝利記念塔 嫩江公園にある記…

大慶の見どころメモ

ハルビンと内モンゴル自治区の間に大慶は、建国からちょうど10周年に当たる1959年に油田が発見されたことを記念し、「大きく慶ぶ」意味を込めて名付けられた油田都市です。 鉄人王進喜紀念館 油田発見に尽力し、「鉄人」と呼ばれる王進喜の業績を紹介する博…

ハルビン周辺の見どころメモ

東清鉄道の敷設に伴いロシア帝国によって建設された町です。現在も中心部にはロシア風の建築が多く残されています。現在は黒竜江省の省都として繁栄を続けています。 ※随時更新しています。 中央大街 ハルビンの中心部にある、ロシア帝国によって築かれた建…

【メモ】中国東北④内モンゴル自治区など

中国東北と呼ばれる場所に含まれる内モンゴル自治区の一部を記載しています。 ※日本の関東軍による熱河侵攻以降に満州国に組み込まれた河北省の都市も参考として併せて記載します。 フルンボイル 内モンゴル自治区東部にある大都市 【由来】東清鉄道の建設と…

【メモ】中国東北③遼寧省

中国東北部で最も人口が密集しているエリアとして知られる遼寧省は、日露戦争以降の日本ともゆかりの深い見どころが満載です! ※随時更新しています。 瀋陽 遼寧省の省都で中国東北部最大の都市 【由来】17世紀に後金(のちの清朝)を建国したヌルハチが築い…

【メモ】中国東北②吉林省

中国東北部の吉林省のメモです。 最大都市の長春などの見どころをまとめました。 長春 吉林省の省都で同省最大の都市。 【由来】1800年に長春庁が設置されたことを起源とする。満州国の時代には、首都「新京」として発展した。満州国の崩壊後に現在の名称に…

【メモ】中国東北①黒竜江省

中国東北部の黒竜江省のメモです。 最大都市のハルビンなどの主な都市をまとめました。 ハルビン 黒竜江省で最大の都市(中国東北部では瀋陽に次ぐ) 【由来】1898年に東清鉄道の建設に伴い建設された。地名の由来は様々な説があり、確証のあるものは不明。 …

絶景がたくさん!南国の島国「パラオ」

日本と似た国旗を持つことで知られ(太陽ではなく月)、日本との関係も深いミクロネシアの島国パラオ。もともとはダイバーの間で人気のあった島国ですが、多くのメディアでその絶景が取り上げられてからは、多くの日本人が訪れるようになりました。 今回は、…

日本からも近い島国「ミクロネシア連邦」

ミクロネシアのかなりの数の島を領有している島国、その名もミクロネシア連邦。 日本の統治を受けた経験もあり、日系人も2割程度が暮らすこの広大な島国へは、グアムを経由して簡単に行くことができます。 今回は、そんなミクロネシア連邦の見どころの旅メモ…

観光客の少ない秘境「マーシャル諸島」

日本の南に広がる島々、ミクロネシアを代表するマーシャル諸島。ここは、アメリカと自由連合盟約を結んで独立を達成した初めての例となった島国です。 アメリカ本土から遠く、外国人旅行者が2019年時点でも約6000人程度と、まだまだ観光地化が進んでいない秘…

ミクロネシア地域への誘い

日本から近い旅行先といえば、韓国、中国、台湾、ロシア、モンゴルといった東アジア〜北アジア、それからフィリピンなどの東南アジアなどがありますが、それ以外にも、グアムやサイパンあたりの島の名前がきっと浮かんでくることでしょう。 グアムやサイパン…