ダリネレチェンスク/ルチェゴルスクの見どころメモ
今回は、沿海地方とハバロフスク地方のちょうど中間にあるダリネレチェンスクとルチェゴルスクの見どころのメモを公開します。2つとも沿海地方にあり、中ソ国境紛争ゆかりのウスリー川沿いにあります。
【アクセス】いずれの町も、ウラジオストクあるいはハバロフスクからシベリア鉄道で訪問するのが一般的。
【ダリネレチェンスク】
かつて日本軍が満州に築いた要塞、虎頭要塞(現在中国側で史跡として整備)の対岸にあるロシア領の町です。町の名前は「遠い川の町」という意味で、シベリア鉄道沿いにあり、ウラジオストクやハバロフスクからのアクセスは良好。
大祖国戦争戦没者慰霊碑
鉄道駅から出てすぐのところにある、大祖国戦争(独ソ戦)で命を落としたダリネレチェンスク市民の慰霊碑です。鉄道駅を出て右に進むと、革命家カリーニンの像もあります。
ダマンスキー島事件戦没者慰霊碑
中ソ国境紛争の最大の戦闘として知られるダマンスキー島事件(1969年3月に中国軍の奇襲攻撃で始まった戦闘)で命を落とした戦没者の慰霊碑です。
ダリネレチェンスク市立歴史博物館
ダリネレチェンスクの歴史を紹介する博物館です。
教師戦没者慰霊碑
レーニン像
ダマンスキー島事件戦没者集団墓地
【ルチェゴルスク】
「光線の山の町」を意味する名前を持つ町で、かつては満州語に由来するイマン(伊曼)と呼ばれていました。
正教会
レーニン像
ルチェゴルスク中心部にあるレーニン像。背景に赤旗が掲げられており、極東ロシアでもかなりレアな様式です。マニア必見。
郷土博物館
ルチェゴルスクの歴史を紹介した博物館。