ネルチンスクの見どころメモ
ロシアと清の国境紛争(アルバジン戦争)のあと対等条約が締結されたことで有名な町です。今では小さな町ですが、世界史好きにはオススメ。福島安正がロシア横断の際に立ち寄った町でもあります(1894年1月26日〜28日)
※随時更新しています。
ネルチンスク大聖堂
正式名称は救世主復活大聖堂。1814年に建設された大聖堂で、1925年からは宗教弾圧政策の一環として博物館に転用されました。1998年に正教会に返還され、2013年からドームや鐘楼の設置などの復興が進んでいます。
バイカルコサック記念碑
清露国境紛争(1652〜1689年)で清からの防衛に貢献したバイカルコサックの兵士たちを記念して建てられたもの。
ドストヴァロフ像
独ソ戦で活躍したネルチンスク地区の英雄の銅像。1944年のケルチ半島からポーランドまでの快進撃に貢献するも、スロバキア戦線でドイツ軍の銃弾に倒れ戦死。近くには攻撃砲も展示されているのでそちらも合わせて見学可能。
ネルチンスク郷土博物館
ネルチンスクの辿った歴史を紹介する博物館。世界史好きにはたまらない資料がたくさん展示されている。
第二次世界大戦慰霊碑
ネルチンスク地区から出征して戦死した兵士を追悼する慰霊碑。
ネルチンスク仮修道院
1653〜1658年にかけて監獄が置かれた場所(現カリーニノ)に建てられた仮修道院の建物。エカチェリーナ2世の治世に進んだ近代化(世俗化)政策により、修道院は閉鎖され現在まで放置されています。修復計画はあるが執筆時点ではそのままの模様。