旅好きのメモ

旅好きの筆者が日本から簡単に行ける海外の見所をメモ

はじめての極東ロシア①「誰にでもオススメできる町」編

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ビザが簡略化され、近くなった隣国ロシア。

 

ただ、世界一広大な(冥王星より大きい)国とあって、そのなかの行き先がなかなか定まらないのではないでしょうか…?

 

今回は、ロシア旅行好きの友人らと話し合い、「初めての極東ロシア訪問時にオススメしたい町」をまとめることにしました。

 

極東ロシアを大好きになってもらいたい、そしてリピーターになってもらいたい、そういった思いで、これから色んなパターンの方に沿ったオススメの町を紹介していきます。

 

まず、第一弾として「誰にでもオススメできる町」を紹介します。何か特別なプランがなくても気軽に楽しめる大きな町が中心となります。

 

1. ウラジオストク

 
 
 
 
 
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とにかくここに行っておけば問題ないだろう、という町が、極東ロシアの政治経済の中心地となっているウラジオストクです。

 

日本人観光客も多く、何かトラブルがあってもすぐに解決しやすいという点で安心感があります。気軽にヨーロッパ風の異国の雰囲気を感じたい方は、是非一度足を運んでもらいたい町です。

 

2. ハバロフスク

 
 
 
 
 
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2021年現在、ウラジオストクを上回る人口規模を持つ極東ロシア最大の町がハバロフスクです。

 

美しいヨーロッパ風の街並み、そして極東最大の大河アムール川を眺めていると、はるかヨーロッパから開拓者精神を胸にやってきたロシアの探検家たちのロマンに浸ることができます。坂の多いウラジオストクより平坦な地形なので、かなり散策もしやすい町です。

 

3. ブラゴヴェシチェンスク

 
 
 
 
 
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ウラジオストクハバロフスクのようなすでに日本人観光客の多い町は避けたい、という場合にオススメできるのが、アムール州の州都ブラゴヴェシチェンスクです。

 

ウラジオストクハバロフスクを経由すればすぐに着くのでアクセスも良好、しかもアムール川の対岸に見える黒河市(中国)にも簡単に行けるので、二つの異文化を一気に満喫できちゃいます。執筆時点でアムール川の国境を越えられる巨大ゴンドラも建設中で、さらに観光地化が進む予感…!

 

4. ユジノサハリンスク

 
 
 
 
 
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前述の3つの町とは違い、大陸部ではないものの、ロシア最大の島サハリン(樺太)にあるユジノサハリンスクも誰にでもオススメできます。

 

今の都市景観の原型ができたのは日本統治時代。ロシア人が築いたウラジミロフカという町を、日本が東アジア伝統の条坊制の計画都市「豊原」へと変貌させ、ユジノサハリンスクと名を変えた今日でもその区画がほぼ変わらずに残っています。

 

今ある建物は一部を除きソ連時代以降のものですが、かつての東アジアの文化、ソ連時代の社会主義イデオロギー、そして新生ロシアの正教会系の文化が混ざり合い、ここにしかない魅力的な町となっています。

 

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いかがだったでしょうか。

 

私は、電子ビザ解禁前にウラジオストクに訪問したことがきっかけで極東ロシアにハマりました。

 

できる限り多くの人にこのエリアの魅力を知ってもらいたいと思っているので、まだ一度も行ったことがない方は、ぜひこの情報を参考に旅行に出てもらえればうれしいです☆