極東ロシアの町の人口ランキング(2021年版)
日本の主要都市と比較しながら、極東ロシアの人口の多い町(10万人以上)をランキング化してみました。
1. ハバロフスク(610,305人)
2. ウラジオストク(600,871人)
≪鹿児島県・鹿児島市≫(592,277人)
≪石川県・金沢市≫(461,444人)
3. ウランウデ(437,514人)
4. チタ(350,861人)
5. ヤクーツク(330,615人)
≪山形市≫(246,211人)
6. コムソモリスク・ナ・アムーレ(241,072人)
≪佐賀市≫(232,262人)
7. ブラゴヴェシチェンスク(225,757人)
8. ユジノサハリンスク(200,235人)
9. ペトロパブロフスク・カムチャツキー(179,367人)
10. ウスリースク(172,942人)
≪神奈川県・鎌倉市≫(172,777人)
11. ナホトカ(142,673人)
≪北海道・小樽市≫(110,710人)
12. アルチョーム(104,926人)
※主に日本の県庁所在地と比較しましたが、そのなかで最も人口の少ない鳥取市の人口が187,259人なので、それ以下のものについては他の有名な観光地と比較してみました。
次に、各エリアごとの人口ランキングを並べてみます。
【沿海地方】トップ10
3. ナホトカ(142,673人)
4. アルチョーム(104,926人)
5. アルセーニエフ(51,723人)
6. スパッスク=ダリニー(39,311人)※シベリア鉄道
7. ボリショイ・カーメニ(38,685人)
8. パルチザンスク(36,247人)
10. ダリネゴルスク(33,803人)
【ハバロフスク地方】トップ10
2. コムソモリスク・ナ・アムーレ(241,072人)※バム鉄道
3. アムールスク(38,694人)
4. ソヴィエツカヤ・ガヴァニ(23,245人)
5. ニコラエフスク・ナ・アムーレ(17,668人)
8. ヴャーゼムスキー(12,969人)
9. ソルネチヌイ(11,712人)
10. チェグドムイン(11,450人)
【サハリン州】トップ10
1. ユジノサハリンスク(200,235人)※サハリン鉄道東線
2. コルサコフ(33,451人)※サハリン鉄道東線
3. ホルムスク(26,672人)※サハリン鉄道西線
4. オハ(19,783人)
5. ポロナイスク(15,777人)※サハリン鉄道東線
6. ドリンスク(11,774人)※サハリン鉄道東線
7. ノグリキ(10,765人)※サハリン鉄道東線
8. ネベリスク(9,679人)※サハリン鉄道西線
9. アニワ(9,326人)
10. アレクサンドロフスク・サハリンスキー(9,106人)
【カムチャツカ地方】トップ5
1. ペトロパブロフスク・カムチャツキー(179,367人)
2. エリゾヴォ(38,893人)
3. ヴィリュチンスク(22,522人)※閉鎖都市
4. ミルコヴォ(7,400人)
5. クリュチ(4,213人)
【アムール州】トップ10
1. ブラゴヴェシチェンスク(225,757人)
5. ゼヤ(22,714人)
7. ライチヒンスク(16,479人)
8. ザヴィチンスク(9,957人)※シベリア鉄道
9. マグダガチ(9804人)※シベリア鉄道
10. プログレス(9,383人)
※ベロゴルスクのみ2018年の人口データとなっているので注意!
【サハ共和国】トップ10
1. ヤクーツク(330,615人)
2. ネリュングリ(58,969人)
3. ミールヌイ(35,416人)
4. レンスク(23,266人)
5. アルダン(20,366人)
6. アイハル(13,725人)
7. ウダーチヌイ(12,198人)
8. ヴィリュイスク(11,319人)
9. ジャタイ(10,511人)
10. ナムツィー(10,364人)
※ミールヌイのみ2020年の人口データとなっているので注意!
【ザバイカリエ地方】トップ10
2. クラスノカメンスク(51,451人)
3. ボルジャ(29,387人)
4. ペトロフスク=ザバイカリスキー(15,626人)※シベリア鉄道
5. ネルチンスク(14,648人)※シベリア鉄道
6. ザバイカリスク(13,293人)
7. モゴチャ(12,992人)※シベリア鉄道
8. チェルニシェフスク(12,834人)※シベリア鉄道
9. カリムスコエ(12,771人)※シベリア鉄道
【ブリヤート共和国】トップ10
3. グシノオゼルスク(23,263人)
4. キャフタ(20,654人)
5. セレンギンスク(13,499人)※シベリア鉄道
6. ザカメンスク(11,191人)
7. オノホイ(10,767人)※シベリア鉄道
8. ビチュラ(9,145人)
9. ホリンスク(8,138人)
10. タクシモ(7,691人)※バム鉄道
※ビチュラとホリンスクのみ2010年の人口データとなっているので注意!
【その他】
マガダン州→マガダン(91,797人)
チュクチ自治管区→アナディリ(15,240人)
※チュクチ自治管区は入域に特別許可が必要(ツアー等)
マガダン州とユダヤ自治州はスターリンの時代に建設された行政区分で、人口が州都に一極集中しています。
ソ連崩壊後の人口流出が続く極東ロシアでは、マガダン州の州都マガダン(91,797人)など、州都のレベルですら人口10万人を切ってしまっている町もあります。しかし、サハリン州などで人口増加に向けた施策が行われ始めていることもあり、今後、上記のランキングが変化する可能性は十分にあります。
逆に言えば、これまで紹介してきた極東ロシアの町のうちの12都市以外は、10万人以下の小規模な町となっています。都会の喧騒を離れてゆっくりと観光したい方は、そうした町を中心に巡ってみるのも面白いと思います。
(2021年12月時点)