ミクロネシア地域への誘い
日本から近い旅行先といえば、韓国、中国、台湾、ロシア、モンゴルといった東アジア〜北アジア、それからフィリピンなどの東南アジアなどがありますが、それ以外にも、グアムやサイパンあたりの島の名前がきっと浮かんでくることでしょう。
グアムやサイパンに代表される、日本列島の南に広がる小さな島々の浮かぶエリアを「ミクロネシア」(小さな島々の意味)と呼びます。
このエリアは、かつては概ねスペイン領、そしてその後ドイツに売却された場所で(グアムやギルバート諸島などを除く)、第一次世界大戦後には日本の委任統治領、第二次世界大戦後に米国の施政下に入りました。
現在も米国の施政下にあるのがグアム(準州)と北マリアナ諸島(自治連邦区)で、それ以外の島々は米国と自由連合盟約を結んで独立しています。
ミクロネシアの現況
【米国領】
2. グアム
3. ウェーク島
【米国から独立】
1. マーシャル諸島(1986年独立)
2. ミクロネシア連邦(1986年独立)
3. パラオ(1994年独立)
【その他の国から独立】
1. ナウル(1968年独立)
→イギリス、オーストラリア、ニュージーランドからの独立
→イギリスからの独立
ウェーク島を除けば観光業が盛んで、サイパンやグアムには日本からの直行便も飛んでいますし、米国と自由連合盟約を結ぶマーシャル諸島やミクロネシア連邦、パラオへは、グアムを経由して訪問することができます。
※ナウルやキリバスへは、ポリネシアにある国フィジーを経由して向かうことになるので、日本の近場というブログの趣旨からは外れるため、ここでは割愛します。
(どちらも面白い国なので行ってみることはオススメします!)