旅好きのメモ

旅好きの筆者が日本から簡単に行ける海外の見所をメモ

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ウグレゴルスク/シャフチョルスクの見どころメモ

かつての恵須取郡にあった町、恵須取町(現ウグレゴルスク)と塔路町(現シャフチョルスク)を紹介します。どちらの町も、現在はウグレゴルスキー地区の主要な町であり続けています。 ウグレゴルスク郷土博物館 ウグレゴルスクの歴史を紹介する博物館です。…

トマリの見どころメモ

かつて日本統治時代には泊居(とまりおる)と呼ばれていたサハリン州南西部の町です。トマリはアイヌ語で港を意味する言葉で、ソ連時代になってもアイヌ語が残ったサハリン島内でも珍しい町です。 泊居神社 この投稿をInstagramで見る Юля(@fiery_rainbow)が…

ネヴェリスク(ネベリスク)の見どころメモ

かつて日本統治時代には本斗と呼ばれていたサハリン州南西部の町です。日本統治時代には昆布の生産が行われていました。 大韓航空機撃墜事件慰霊碑 1983年9月1日、ニューヨーク発アンカレッジ経由、ソウル行きの大韓航空機007便がソ連領空を侵犯してネヴェリ…

ホルムスクの見どころメモ

かつて日本統治時代には真岡(アイヌ語およびロシア帝政期の町名マウカに由来)と呼ばれていたサハリン州南西部の港湾都市です。大陸部にあるソヴィエツカヤ・ガヴァニ(ハバロフスク地方)との連絡船の乗船地点として知られています。 真岡郵便電信局跡 終…

アニヴァ(アニワ)の見どころメモ

かつて日本統治時代には留多加と呼ばれていたサハリン州の南部にある町です。 レーニン像 市内の中心部にあるレーニン像です。 日本人墓碑 市内の中心部にある、かつての抑留のさなかに命を落とした日本人を追悼して建てられた慰霊碑です。 ※随時更新してい…

コルサコフ周辺の見どころメモ

かつて日本統治時代には大泊と呼ばれていたサハリン州の主要な港湾都市です。建物はソ連時代以降のものが大半ですが、日本統治時代の建物や施設も残されています。ここでは、コルサコフのほか、その近郊にある見どころも併せて紹介します。 稚内公園 コルサ…

ユジノサハリンスクの見どころメモ

かつて日本統治時代には豊原と呼ばれ、そのときに整備された碁盤の目のような通りが今も見られます。建物はソ連時代、その後のロシア連邦の時代のものが大半ですが、日本統治時代に建てられた博物館の建物などが今も現役で使用されています。 【アクセス】20…

オホーツクの見どころメモ

オホーツク海の名前の由来となっている、オホーツク海沿いで初めて築かれたロシア人の町です。太平洋艦隊の起源となった町として、またオホーツク海沿いの漁業の拠点として知られています。ハバロフスクから国内線でアクセスできます。 【アクセス】ハバロフ…

ニコラエフスク・ナ・アムーレの見どころメモ

沿海州が設置された際に、ハバロフスクやウラジオストクに先んじて州都となった町です。シベリア出兵の時代には、日本では尼港の名で知られていました。日本の国内世論を騒がせた赤軍パルチザンによる惨殺事件として知られる尼港事件(1920年)の舞台となっ…

ヴァニノ(ワニノ)の見どころメモ

バム鉄道の観光客にとっての終着駅となっている港町です。サハリンのホルムスクへの鉄道連絡船が発着していることから、訪れる日本人も比較的多いです。 【アクセス】コムソモリスク・ナ・アムーレ方面からのバム鉄道に乗車、あるいはホルムスク方面からの鉄…

ソヴィエツカヤ・ガヴァニの見どころメモ

「ソヴィエトの港」という名前を持つ港湾都市で、海運の拠点としても知られています。 【アクセス】ハバロフスクから国内線で訪問するのが最も便利ですが、コムソモリスク・ナ・アムーレ方面からバム鉄道に乗車し終点のワニノ(ヴァニノ)駅で下車、そこから…

アムールスクの見どころメモ

「アムール川の町」という名前の通り、アムール川沿いにあるハバロフスク地方で第三の町です。 【アクセス】ハバロフスクまたはコムソモリスク・ナ・アムーレからバスで訪問するのが一般的です。 ※随時更新しています。 T-54記念車両 冷戦期に活躍したソ連製…

コムソモリスク・ナ・アムーレの見どころメモ

スターリンの時代にコムソモール(共産党青年組織)や囚人らを動員して建設が行われたハバロフスク地方第二の都市です。バム鉄道の沿線の町として、また、シベリア鉄道のハバロフスク駅方面への鉄道が通る町として、多くの観光客が立ち寄る町となっています…

ビキンの見どころメモ

ハバロフスクの南にある、シベリア鉄道沿線の町です。ウスリー川に注ぐビキン川にちなんで名付けられた町です。 国境警備兵の碑 国境警備隊の兵士らに捧げられた記念碑です。中国の東北地方(満州)の国境に近いことを感じさせられるモニュメント。 文化の家…

ハバロフスクの見どころメモ

極東ロシアで最大の都市ハバロフスク。ウラジオストクやユジノサハリンスクと並び、日本人の旅行者が増えてきた極東ロシアで特に注目を浴びている町です。 【アクセス】かつては日本の成田国際空港からの国際線が就航していましたが、2020年から運休していま…

ソ連崩壊後も閉鎖都市だったボリショイ・カーメニ

沿海地方の最大都市ウラジオストクの近くにある、ソ連時代からの軍港都市ボリショイ・カーメニ。原子力関連の海軍施設があることから、2014年の大統領令が発布されるまでのあいだ、長らく閉鎖都市として外国人の入域が制限されていた町です。 原潜の解体処理…

ダリネレチェンスク/ルチェゴルスクの見どころメモ

今回は、沿海地方とハバロフスク地方のちょうど中間にあるダリネレチェンスクとルチェゴルスクの見どころのメモを公開します。2つとも沿海地方にあり、中ソ国境紛争ゆかりのウスリー川沿いにあります。 【アクセス】いずれの町も、ウラジオストクあるいはハ…

レソザヴォーツクの見どころメモ

「森の工場の町」という意味を持つ、スパッスク=ダリニーの北にある緑豊かな町です。中国の東北地方(満州)との国境に近く、1945年の満州方面への侵攻作戦で犠牲になった兵士や国境警備隊に関連する記念碑があります。 【アクセス】ウラジオストクあるいは…

スパッスク=ダリニーの見どころメモ

シベリア鉄道の沿線にある町です。ロシア内戦の際に激戦地となったことで知られています。あまり日本人の訪問者は多くない印象ですが、ウラジオストクからもそれなりに近いので是非訪れてみて下さい! 【アクセス】ウラジオストクまたはハバロフスクからシベ…

ダリネゴルスクの見どころメモ

かつてソ連時代にUFO騒ぎがあった町としてオカルト好きの間で人気のある町です。ウラジオストクからの国内線が就航していて、簡単にアクセスできます。 【アクセス】ウラジオストクから国内線で訪問するのがメジャーな行き方ですが、他に、ウラジオストクや…

アルセーニエフの見どころメモ

あの黒澤明が映画の撮影で滞在した町として知られており、日本人にも人気の町となっているのがアルセーニエフです。町名の由来になっているアルセーニエフが愛した極東の自然に囲まれた閑静な町で、黒澤明が滞在したホテルにも滞在できるのでオススメ。 【ア…

ウスリースクの見どころメモ

沿海地方でウラジオストクに次ぐ都市で、中国や朝鮮半島からの鉄道が到着する交通の要衝として発展し、朝鮮半島の独立運動にもゆかりのある町です。ウラジオストクからシベリア鉄道に日帰りで乗車したい方に人気があります。 【アクセス】ウラジオストクから…

ナホトカの見どころメモ

日本ともゆかりの深い、極東ロシアの港町です。町のあちこちに港を見下ろせる展望台があるほか、姉妹都市となった日本の都市に関連する施設も多く、日本人の観光に非常に合った町となっています。 【アクセス】ウラジオストクからナホトカ行きのバスまたは鉄…

パルチザンスクの見どころメモ

ウラジオストクとナホトカの間に位置する町です。人口が密集するウラジオストクとは異なり、緑豊かでゆったりとした滞在のできる町なので、日帰りでの観光やナホトカへの移動の途中の観光などにオススメしたい町です。 【アクセス】ウラジオストクからナホト…

アルチョームの見どころメモ

ウラジオストク国際空港を出て最も近い町です。ウラジオストクまで直行してスルーする方も多いですが、意外と人口も多く(2021年で10万人以上)、見どころもかなりあります。 【アクセス】ウラジオストク国際空港またはウラジオストク市内からバスあるいは鉄…

ウラジオストクの見どころメモ

極東ロシアの政治経済の中心都市で、日本人にも非常に人気のある観光地ウラジオストクの見どころをメモ。 【アクセス】日本の成田国際空港などから直行便が就航。ハバロフスク方面からウスリースク駅などを経由するシベリア鉄道に乗車して訪問することも可能…

【メモ】極東ロシア④その他の町

極東ロシアのメモです。 沿海地方、ハバロフスク地方、サハリン州を除く主な都市をまとめてみました。 (※なお、極東連邦管区に入っていないイルクーツク州以西はシベリアに分類されるものとし除外した) マガダン マガダン州の州都 【由来】ソ連時代の1929…

【メモ】極東ロシア③サハリン州

極東ロシアのメモです。 サハリン州の主な都市をまとめてみました(※日本固有の領土、北方領土は除外) ユジノサハリンスク サハリン州で最大の都市(日本時代は豊原) 【由来】1882年に設置された集落ウラジミロフカを起源とする。現在の名称は「南サハリン…

【メモ】極東ロシア②ハバロフスク地方

極東ロシアのハバロフスク地方についてのメモです。 かつて日本から直行便も飛んでいた極東ロシア最大の都市ハバロフスクなど、ハバロフスク地方の都市の情報をまとめました。 ハバロフスク 極東ロシア最大の都市 【由来】清が太平天国の乱(1851~1864年)…

【メモ】極東ロシア①沿海地方

ロシア沿海地方のメモです。 日本から直行便もたくさん飛んでいるウラジオストクなどの都市をまとめました。 ウラジオストク この投稿をInstagramで見る Матвей | Matvey(@matveyvlc)がシェアした投稿 ロシア沿海地方で最大の都市(極東連邦管区ではハバロ…