旅好きのメモ

旅好きの筆者が日本から簡単に行ける海外の見所をメモ

サハリン州

極東ロシアの都市を年代順に並べてみた

〈東方進出〉シビル・ハン国の滅亡(1598年) 【サハ共和国】ヤクーツク(1632年) 【ハバロフスク地方】オホーツク(1647年) 【ザバイカリエ地方】チタ(1653年) 【ザバイカリエ地方】ネルチンスク(1653年/1654年) 【ブリヤート共和国】ウランウデ(16…

極東ロシア、行く価値はある?

ここまで極東ロシアについての記事を更新してきましたが、「ぶっちゃけ、行く価値はあるの?」という疑問は旅行先を選ぶうえで湧いてくるはずです。 日本からはモスクワまでも直行便はあるので、「黄金の環」と呼ばれるロシアの古都巡りなどをしたい方や、ロ…

サハリン鉄道に乗ってみよう!

ロシア最大の島、サハリン。かつて日本統治時代だった南樺太(1905年~1945年)で整備された樺太鉄道をソ連が接収し、その後に北部への延伸や、老朽化した支線の廃止などによる効率化が進められて現在に至っています。 かつての南樺太にある路線は、日本統治…

はじめての極東ロシア②「歴史好きにオススメできる町」編

ビザが簡略化され、近くなった隣国ロシア。 前回は、第一弾として「誰にでもオススメできる町」を紹介しました。ウラジオストク、ハバロフスク、ブラゴヴェシチェンスク、ユジノサハリンスクという、かなりメジャーな町ばかりの紹介にはなりましたが、自分も…

はじめての極東ロシア①「誰にでもオススメできる町」編

ビザが簡略化され、近くなった隣国ロシア。 ただ、世界一広大な(冥王星より大きい)国とあって、そのなかの行き先がなかなか定まらないのではないでしょうか…? 今回は、ロシア旅行好きの友人らと話し合い、「初めての極東ロシア訪問時にオススメしたい町」…

極東ロシアの町の人口ランキング(2021年版)

日本の主要都市と比較しながら、極東ロシアの人口の多い町(10万人以上)をランキング化してみました。 ≪静岡県・静岡市≫(688,507人) 1. ハバロフスク(610,305人) 2. ウラジオストク(600,871人) ≪鹿児島県・鹿児島市≫(592,277人) ≪石川県・金沢市≫(…

旅好きが教える、極東ロシアの国内線ガイド

今回は、極東ロシアの国内線の情報を、主要空港からのアクセスという形で紹介します。僻地の場合は日程が不規則なことが多いので、曜日については後述する予約サイトで各自ご確認頂ければと思います。 1. ウラジオストク国際空港 この投稿をInstagramで見る …

旅行前に知っておくべきロシアの大気汚染問題

昭和の時代に比べると圧倒的に公害が減少した日本で生活しているとなかなか気づきにくいことですが、世界的にはかなり大気や河川の汚染が進んでしまっている場所が多いのが現実です。 中国やインドなどの大気汚染についてはニュースで注目を集めているものの…

オハの見どころメモ

サハリン島の最北端にある北部最大の都市で、石油産業の拠点の一つとして栄えている町です。 レーニン像 ソ連時代に建てられた文化宮殿の裏手に建てられたレーニンの銅像です。 聖セルギイ教会 1995年に発生したネフチェゴルスク地震の犠牲者を追悼する目的…

ノグリキの見どころメモ

ティモフスコエのさらに北にある、石油産業の拠点の一つとなっている町です。 ノグリキ郷土博物館 ノグリキの歴史や文化などを紹介する博物館です。館内には、先住民ニヴフなどの資料が充実しています。 ネフチェゴルスク地震追悼教会 1995年に発生したネフ…

アレクサンドロフスク・サハリンスキーの見どころメモ

ユジノサハリンスクに州都が移される前にサハリン州の州都だった町です。比較的小さな町ではあるものの、ロシア帝国の時代からの史跡も残る見どころの多いエリアです。 チェーホフ歴史文学博物館 かつてロシア帝政期の文化人チェーホフがサハリンでの滞在の…

ティモフスコエの見どころメモ

北緯50度線の北にある、サハリン中部の交通の要衝として知られる町です。 ティモフスコエ郷土博物館 ティモフスコエの歴史などを紹介する博物館です。 レーニン像 町の中心部にある広場に設置されている銀色のレーニン像です。 ※随時更新しています。

ポロナイスク~50度線の見どころメモ

かつて日本統治時代には敷香(しくか/しすか)と呼ばれていた、サハリン州の東海岸にある町です。このコーナーでは、ポロナイスクから50度線までの幹線道路沿いにある主要な見どころも併せて紹介していきます。 ポロナイスク郷土博物館 ポロナイスクの地元…

マカロフの見どころメモ

かつて日本統治時代には知取(しるとる)と呼ばれていた、サハリン州の東海岸にある町です。 マカロフ像 日露戦争で活躍したロシア軍の名将の銅像。町の名前の由来となっています。 (旧)王子製紙知取工場跡 この投稿をInstagramで見る Фотограф Сахалин | Пи…

ドーリンスク(ドリンスク)周辺の見どころメモ

かつて日本統治時代には落合と呼ばれていた、ユジノサハリンスク郊外の町です。現在、ここでは、ドーリンスクのほか、ドーリンスキー地区のなかにあるその他のエリアの見どころも併せて紹介しています。 王子製紙落合工場跡地 日本統治時代の製紙工場。 (旧)…

ウグレゴルスク/シャフチョルスクの見どころメモ

かつての恵須取郡にあった町、恵須取町(現ウグレゴルスク)と塔路町(現シャフチョルスク)を紹介します。どちらの町も、現在はウグレゴルスキー地区の主要な町であり続けています。 ウグレゴルスク郷土博物館 ウグレゴルスクの歴史を紹介する博物館です。…

トマリの見どころメモ

かつて日本統治時代には泊居(とまりおる)と呼ばれていたサハリン州南西部の町です。トマリはアイヌ語で港を意味する言葉で、ソ連時代になってもアイヌ語が残ったサハリン島内でも珍しい町です。 泊居神社 この投稿をInstagramで見る Юля(@fiery_rainbow)が…

ネヴェリスク(ネベリスク)の見どころメモ

かつて日本統治時代には本斗と呼ばれていたサハリン州南西部の町です。日本統治時代には昆布の生産が行われていました。 大韓航空機撃墜事件慰霊碑 1983年9月1日、ニューヨーク発アンカレッジ経由、ソウル行きの大韓航空機007便がソ連領空を侵犯してネヴェリ…

ホルムスクの見どころメモ

かつて日本統治時代には真岡(アイヌ語およびロシア帝政期の町名マウカに由来)と呼ばれていたサハリン州南西部の港湾都市です。大陸部にあるソヴィエツカヤ・ガヴァニ(ハバロフスク地方)との連絡船の乗船地点として知られています。 真岡郵便電信局跡 終…

アニヴァ(アニワ)の見どころメモ

かつて日本統治時代には留多加と呼ばれていたサハリン州の南部にある町です。 レーニン像 市内の中心部にあるレーニン像です。 日本人墓碑 市内の中心部にある、かつての抑留のさなかに命を落とした日本人を追悼して建てられた慰霊碑です。 ※随時更新してい…

コルサコフ周辺の見どころメモ

かつて日本統治時代には大泊と呼ばれていたサハリン州の主要な港湾都市です。建物はソ連時代以降のものが大半ですが、日本統治時代の建物や施設も残されています。ここでは、コルサコフのほか、その近郊にある見どころも併せて紹介します。 稚内公園 コルサ…

ユジノサハリンスクの見どころメモ

かつて日本統治時代には豊原と呼ばれ、そのときに整備された碁盤の目のような通りが今も見られます。建物はソ連時代、その後のロシア連邦の時代のものが大半ですが、日本統治時代に建てられた博物館の建物などが今も現役で使用されています。 【アクセス】20…

【メモ】極東ロシア③サハリン州

極東ロシアのメモです。 サハリン州の主な都市をまとめてみました(※日本固有の領土、北方領土は除外) ユジノサハリンスク サハリン州で最大の都市(日本時代は豊原) 【由来】1882年に設置された集落ウラジミロフカを起源とする。現在の名称は「南サハリン…