コルサコフ周辺の見どころメモ
かつて日本統治時代には大泊と呼ばれていたサハリン州の主要な港湾都市です。建物はソ連時代以降のものが大半ですが、日本統治時代の建物や施設も残されています。ここでは、コルサコフのほか、その近郊にある見どころも併せて紹介します。
稚内公園
コルサコフと姉妹都市を結んでいて関係性の深い稚内市の名前が付けられた公園です。園内には、町名の由来となっているかつての東シベリア総督コルサコフの像や、稚内市との姉妹都市提携の記念碑などがあります。
(旧)北海道拓殖銀行大泊支店
日本統治時代に北海道拓殖銀行の建物だったもので、サハリン州の史跡にもなっています。
朝鮮人望郷の碑
コルサコフ港を見下ろす高台にある、韓国政府によって整備された記念碑です。かつて引揚げの噂を聞いてコルサコフ港までやってきたものの、無国籍扱いで日本の引揚船に乗れず取り残された朝鮮人たち(のちの在樺コリアン)の苦難の歴史を感じられる場所です。悲しい歴史をとどめつつも、そこからの眺めは格別。
遠征軍上陸記念碑
日露戦争の末期にあたる1905年7月7日に、日本軍による樺太上陸作戦が実行された場所です。コルサコフ郊外の女麗(現プリゴロドノエ)に位置しており、ここからはプリゴロドノエのLNGターミナルを見下ろすことができます。
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