旅好きのメモ

旅好きの筆者が日本から簡単に行ける海外の見所をメモ

コムソモリスク・ナ・アムーレの見どころメモ

f:id:kentravel:20211212220817j:plain

スターリンの時代にコムソモール(共産党青年組織)や囚人らを動員して建設が行われたハバロフスク地方第二の都市です。バム鉄道の沿線の町として、また、シベリア鉄道ハバロフスク駅方面への鉄道が通る町として、多くの観光客が立ち寄る町となっています。

【アクセス】ハバロフスクから鉄道またはバスで訪問するのが一般的です。

 

※随時更新しています。

 

鉄道労働者の文化の家

バム鉄道(バイカルアムール鉄道)の建設にあたった鉄道労働者のために建てられた歴史的な文化施設です。

 

カザン聖堂

市内中心部のロシア正教会の聖堂です。道路の向かいには中露友好記念碑が立っています。

 

レーニン

市内中心部にある文化の家(前述のものとは別)の前に立つレーニンの像。付近にはスターリン様式の尖塔の付いた建物もあり、ソ連時代の雰囲気を強く残したエリアとなっています。

 

演劇劇場

ソ連時代のレリーフが見事な演劇劇場です。

 

国際主義者記念碑

赤軍に協力した外国人を記念したモニュメントです。ソ連プロパガンダ宣伝に基づくもの。

 

大祖国戦争戦没者慰霊碑

大祖国戦争独ソ戦)で命を落としたコムソモール(共産党青年組織)の同胞に捧げられた慰霊碑です。

 

町の建設者記念碑

コムソモリスク・ナ・アムーレを建設した労働者らに捧げられた記念碑です。町名の由来になっているコムソモールのメンバーのほか、囚人なども動員されて町の建設が進められました。

 

コムソモール構成員の像

1930年代にコムソモリスク・ナ・アムーレの建設に貢献したコムソモールのメンバーをかたどった像です。

 

美術館

市内中心部にある美術館です。建物はソ連時代のもの。道の反対側の公園には、コムソモリスク・ナ・アムーレで動員された日本人抑留者たちの鎮魂のために建てられた慰霊碑があります。

 

造船業者の文化の家

コムソモリスク・ナ・アムーレの基幹産業のひとつ造船業に携わる労働者たちのために建てられた文化施設です。両面の外壁にあるソ連時代の人物画が印象的。

 

郷土博物館

コムソモリスク・ナ・アムーレの歴史を紹介する博物館です。執筆時点で100年に満たない町ですが、数々の軍艦や戦闘機の組み立てが行われてきたこともあり、その密度は非常に濃いです。

 

工場労働者戦没者慰霊碑

大祖国戦争独ソ戦)で戦死した工場労働者の慰霊碑です。近くには、レーニンコムソモール工場の50周年の記念碑も建てられています。

 

航空機工場労働者の文化の家

コムソモリスク・ナ・アムーレの基幹産業のひとつ航空機開発に携わる労働者たちのために建てられた文化施設です。

 

ガガーリン記念公園

ロシア空軍のパイロットで世界初の宇宙飛行士としても活躍したガガーリンを記念して整備された公園です。園内にはガガーリンの像もあります。

 

エキスポセンター

航空機メーカーのスホーイの工場が最新鋭の戦闘機の模型などを展示する博物館です。

 

預言者イリヤ大聖堂

2002年から2007年にかけて建てられたロシア正教の大聖堂です。航空機工場の労働者の地区にあることから、守護聖人預言者イリヤ(エリヤ)に捧げる大聖堂として創建されました。

 

ガガーリン

スホーイの航空機工場のすぐそばにあるガガーリン像です。ガガーリン記念公園のものとはまた別。