ハバロフスクの見どころメモ
極東ロシアで最大の都市ハバロフスク。ウラジオストクやユジノサハリンスクと並び、日本人の旅行者が増えてきた極東ロシアで特に注目を浴びている町です。
【アクセス】かつては日本の成田国際空港からの国際線が就航していましたが、2020年から運休しています。現状では、ウラジオストク国際空港を経由して国内線に乗り換える、あるいはウラジオストク駅からシベリア鉄道に乗車するのが一般的なアクセス方法となります。
ハバロフ像
鉄道駅を出てすぐのところにある、かつてアムール川を探検した探検家ハバロフの像です。ハバロフスクの名の由来となった人物でもあります。鉄道駅を出て左側に進むと、ウスリースク鉄道(のちのシベリア鉄道の一部)の建設に従事した兵士らを記念したオベリスクがあります。
極東子ども鉄道
職業訓練の一環として利用される、子どものみで運行される鉄道です。極東ロシアでは、ハバロフスクだけでなく、ユジノサハリンスクなどにもあります。
ソビエト戦闘員記念碑
ソ連の国力強化のために戦った人々を記念して建てられたモニュメント。プロパガンダ感がすごい。
Su-7記念機
1955年に初飛行したスホーイの戦闘機です。のちの可変翼機タイプSu-17の原型となった機体としても知られています。
文化宮殿
1953年に建てられた文化宮殿(ソ連各地に建てられた文化施設)です。建物のなかには市立歴史博物館があり見学が可能。
レーニン像
赤レンガの建物をバックにそびえ立つ帽子をかぶったレーニンの像です。
アムール川水族館
極東最大の川として知られる大河アムール川の生物を展示する水族館です。日本から近いことから、生物種も近い(同じではない)ので興味深いです。
シナゴーグ
2004年に建てられたシナゴーグです。市内のユダヤ人の心の拠り所となっています。
救世主顕栄大聖堂
執筆時点で極東最大のロシア正教会の大聖堂です。2001年から2004年にかけて建てられた新しい建物です。大聖堂の周辺には、ソ連の英雄に捧げられたオベリスク、大祖国戦争(独ソ戦)の戦没者慰霊碑、地域紛争戦没者慰霊碑などがあります。
救世主顕栄大聖堂
執筆時点で極東最大のロシア正教会の大聖堂です。2001年から2004年にかけて建てられた新しい建物です。大聖堂の周辺には、ソ連の英雄に捧げられたオベリスク、大祖国戦争(独ソ戦)の戦没者慰霊碑、地域紛争戦没者慰霊碑などがあります。
国境警備隊記念碑
国土防衛に貢献した国境警備隊を讃える記念碑です。近年まで中国と領土紛争を抱え、ハバロフスクのすぐそばでも国境紛争があったことを踏まえると、この記念碑の持つ意味の深さを感じます。
ウスペンスキー大聖堂
もとは1886年に完成した大聖堂でしたが、1930年に爆破され、2000年から2002年にかけて再建されました。付近には、極東ロシアでの内戦(1918~1922年)で赤軍側で戦った戦士たちを讃える記念碑や、戦勝記念碑(柱)があり、市民や観光客に親しまれています。アムール川を見下ろす景色が最高。
考古学博物館
赤レンガの美しい博物館。ハバロフスク周辺から出土した考古学資料が展示されています。
軍事博物館
考古学博物館からほど近い赤レンガの美しい博物館。戦車や戦闘機などのほか、軍事資料が多数展示されています。
極東美術館
軍事博物館の向かいにある美術館です。
ハバロフスク郷土博物館
極東美術館からほど近い赤レンガの博物館です。ハバロフスクの歴史や文化などが展示されています。
ムラヴィヨフ・アムールスキー像
極東ロシアの発展に貢献した東シベリア総督の銅像です。アムール川を見下ろす立派な像で、写真スポットにもなっています。少し登ると、砲台も見学できます。かつて中国(満州)側からのアムール川を越えての進軍に備えたもの。
聖インノケンティ教会
1869~1870年に建てられたハバロフスクで現存最古の教会です。敷地の裏には、ナチスの強制収容所に収容された囚人たちの記念碑が建てられています。
レーニンと赤軍兵士の像
レーニンと赤軍兵士が向かい合う形式で建てられた銀色の像です。
極東兵士追悼礼拝堂
極東ロシアから出征して帰還できなかった兵士たちを追悼して建てられた礼拝堂です。
対日戦戦没者集団墓地
ロシア内戦に干渉した日本軍との戦いで命を落とした兵器庫の労働者たちが眠る集団墓地です。
※まだまだ更新予定