日本からも近い島国「ミクロネシア連邦」
ミクロネシアのかなりの数の島を領有している島国、その名もミクロネシア連邦。
日本の統治を受けた経験もあり、日系人も2割程度が暮らすこの広大な島国へは、グアムを経由して簡単に行くことができます。
今回は、そんなミクロネシア連邦の見どころの旅メモを公開していきます。
【ポンペイ島】巨石文化を育んだ自然豊かな島
所在地:ポンペイ州
ミクロネシア連邦の首都が置かれている島です。オセアニア最大の巨石文化の遺跡として知られるナンマトル遺跡(2016年に世界遺産に登録)があるほか、スペインや日本の統治時代の史跡が点在しています。また、自然も豊かで、熱帯雨林に覆われた森林地帯(およびその中の河川)には、ここにしかいない固有種が多いことで知られています。
【ヤップ島】石貨とマンタの島
所在地:ヤップ州
石貨(石でできた貨幣)で有名になった島で、日本のダイバーの間ではマンタの見られる島として人気が高い島でもあります。基本的にはダイバー向けの島ではありますが、島の中央部には、ヤップ島の独特な文化を紹介する生活史博物館が建てられており、実際に巨大な石貨や伝統建築などを見ることができます。
【ウェノ島】日本軍の沈船が沈むかつての戦場
所在地:チューク州
チューク諸島(旧トラック諸島)の政治経済の中心となっている島です。日本統治時代は春島と呼ばれていました。日本人の遺骨収集などに尽力したダイバーのキミオ・アイザックの功績を展示するキミオ・アイザック博物館、1944年の空襲で亡くなった戦没者を慰霊する戦争慰霊碑、他に日本統治時代の史跡が数多く残されています。日本帝国海軍の沈船ダイビングの拠点として、また、絶景スポットとして有名なジープ島へのアクセス拠点として人気があります。他に、トラック諸島の日本統治時代の拠点だったトノアス島(夏島)や、日本軍の飛行場のあったエテン島(竹島)などへのツアーも予約できます。
【コスラエ島】美しい自然の残る「ミクロネシアの宝石」
所在地:コスラエ州
自然保護区が多くある、ミクロネシア連邦でも特に自然豊かな島のひとつです。自然がメインの島ではありますが、ポンペイ島のナンマトル遺跡に似た巨石文化の遺跡、レラ遺跡にも訪問できます。
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【アクセス】いずれの島へも、グアムからユナイテッド航空でのアクセスが便利です。
のんびりとした島国の雰囲気が漂い、日本の忙しい日々を離れて夢のようなひとときを過ごすことができるので、本当に心からオススメしたい国です。