モンゴルの見どころ⑥西部エリア(ホブド/ウルギー/オラーンゴム)
モンゴル西部の歴史的な町、ホブドとその周辺の見どころを紹介します。
【1. ホブドとその周辺】
【アクセス】ウランバートルから国内線が就航しています。
ホブド要塞
清の時代に建てられた要塞です。1912年にハタンバートル・マグサルジャブ率いるモンゴル軍の約2500人により制圧され、のちに破壊されました。
ホブド劇場
市内中心部にある劇場です。ソ連風の建築が特徴的。
アルド・アユーシュ広場
1911年から1917年にかけて国内の反乱軍を率い、1921年のモンゴル人民共和国の成立後は政府のメンバーにもなったモンゴルの英雄アルド・アユーシュの像が立つ中央広場です。
ホイト・ツェンヘル洞窟
ホブドの南郊外にある洞窟で、旧石器時代の岩絵が残されていることで知られています。後述のモンゴル・アルタイ山脈の岩絵群には入っていないので注意。
【2. ウルギーとその周辺】
【アクセス】ウランバートルから国内線が就航しています。
中央広場
バヤン・ウルギー県の県庁や文化宮殿(ソ連風の文化施設)などが立ち並ぶ広場です。ソ連の構成国ではなかったにも関わらず、どこかソ連を感じさせる雰囲気。
中央モスク
ウルギー市内の中心部にあるモスクです。主にチベット仏教を信奉するモンゴル人とは異なり、カザフ人は主にイスラームを信仰しているのが特徴。
モンゴル・アルタイ山脈
世界遺産のモンゴル・アルタイ山脈の岩絵群を構成する3つの岩絵群があることで知られる山脈です。アルタイはモンゴル語で「金と一緒に」を意味し、古くから金の採掘が行われてきた山脈です。
【3. オラーンゴムとその周辺】
【アクセス】ウランバートルから国内線が就航しています。
ツェデンバル像
オラーンゴム中心部の中央広場にあるツェデンバル元帥(書記長の在任期間は1940~1984年)の銅像です。モンゴルの近代化を推し進め、日本との国交正常化(1972年)を成し遂げた人物。
ウヴス・ヌール(世界遺産)
オラーンゴムの北に位置する、モンゴル最大の湖です。周辺のステップがほぼ手つかずのまま残されていることから、世界自然遺産に登録されています。