はじめてのモンゴル①「誰にでもオススメしたい場所」編
アジアの諸国家のなかで最大の版図を築いたモンゴル帝国。その発祥の地であるモンゴル高原に建国された現在のモンゴルは、人口密度が1平方キロメートルあたり2人未満…。
そんなわけで、モンゴルの見どころは無人地帯を中心に点在していて、とにかく移動が大変なことで知られています。
今回は、モンゴルにまだ行ったことがない、という方のために、誰にでもオススメできるという場所をモンゴル人の友人と相談してリストアップしてみました。
せっかくのモンゴルで充実した旅を味わいたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. ウランバートル
ほぼ全員が訪れるであろうウランバートルは、モンゴル帝国(分裂後は元朝)の滅亡後に、モンゴルのハルハ部の中心地として発展してきた町です。国内人口の約半数がここに暮らしており、とにかく見どころがたくさん!
社会主義時代の破壊を免れたチベット仏教の寺院や、宮殿跡に整備されたスフバートル広場、そして冷戦後に復権したチンギス・ハーンの像など、とにかく何日滞在しても散策が楽しい町です。
2. チンギス・ハーン騎馬像
ウランバートルの東郊外にあるナライハ近郊の草原に突如として出現する世界最大の騎馬像です。草原とチンギス・ハーンという組み合わせが、いかにもモンゴルらしいので、絶対に訪れておきたい場所です。
この一帯では、乗馬したり、民族衣装を着て写真を撮ったり、ゲルのなかで宿泊したりできるので、ぜひ時間をとってゆっくりとモンゴルらしい体験を味わってみて下さい!
3. カラコルム
のちに大都(現在の北京)に首都が移されるまでの間、モンゴル帝国の帝都だった町です。第二代ハーン(皇帝)のオゴタイの宮殿の跡などがあり、兵どもが夢の跡…といった雰囲気を感じられます。
モンゴル帝国時代の遺跡の上につくられたエルデネ・ゾーや、カラコルムの歴史や出土品を紹介する博物館など、モンゴルの歴史を心ゆくまで感じられる素晴らしい場所です!
4. ゴビ砂漠
造形美が美しいゴビ砂漠。日本では黄砂の起源として悪名高いのでイメージがないかもしれませんが、実際に砂漠に車を走らせると、とにかく美しい絶景スポットが点在しています。
アクセスは思ったほど難しくなく、ウランバートルから国内線でダルンザドガドまで行き、そこから4WD(ドライバー付)で絶景スポットを巡るのがオススメです!
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いかがだったでしょうか。
周辺諸国のなかでなぜか日本人観光客が少ない国のひとつモンゴル。行き過ぎた観光地化が進む前に、ぜひ素朴なモンゴルの魅力を味わってもらいたいと思います!
では、次の投稿もお楽しみに☆