ヤクーツクの見どころメモ
ロシア最大の共和国で、世界最大の地方自治体としても知られるサハ共和国の首都です。寒極に近い辺境にある町でありながら、極東ロシアでも5番目に大きな町として非常に栄えています。冬の訪問はハッキリ言って全くオススメできませんが(外出時には凍傷の危険あり)、夏の訪問については心からオススメしたい町のひとつです。
永久凍土の王国
永久凍土のテーマパークです。郊外にあるものの、綺麗にライトアップされた永久凍土を満喫できるスポットとして人気。
チョチュル・ムラン
永久凍土の王国からすぐ近くにある民俗村です。観光客向けとはいえ、奥深いサハ人の文化を感じられるのでオススメ。
永久凍土研究所
永久凍土を研究対象としている研究所です。永久凍土の王国とは異なり学術的な施設のため、ライトアップなどはないものの、観光客も永久凍土を見学することができます。
母の像
3羽の鳥(出征した兵隊を象徴)を見送り、胸に赤子(祖国を擬人化したもの)を抱えたヤクート人の母の像です。大祖国戦争(独ソ戦)を生き延びた人々に向けて作成された見事な記念像。
レトロ技術博物館
時代を感じるレトロな自動車などを展示している博物館です。
マンモス博物館
永久凍土から出土したマンモスの標本などを展示している博物館。
聖ニコライ大聖堂
もともとは1847年から1852年にかけて建てられたロシア正教会の建物です。現在見られるのはソ連崩壊後に再建されたもの。
外国美術ギャラリー
サハ人のコレクターが集めた外国美術が展示されているアートギャラリーです。
サハ共和国郷土博物館
サハ共和国の歴史や文化などの展示を行なっている博物館です。
サハ共和国国立美術館
サハ共和国の芸術作品を中心に展示する美術館です。
サハ共和国国立文学博物館
サハ共和国の文学を紹介する博物館です。
レーニン像
市内中心部に立っているレーニンの像です。
サハ共和国国宝展示室
サハ共和国の国宝を中心に展示する美術館です。
プーシキン演劇劇場
ソ連時代に建てられた美しい演劇劇場です。
アンモソフ邸博物館
市内に残る歴史的な邸宅を博物館にしたもの。
生神女福音大聖堂
レナ川を望むロシア正教会の大聖堂です。すぐ近くには、ロシア内戦の戦没者を追悼する慰霊碑と、ヤクーツクの創設を記念する塔が建てられています。
政治的亡命史博物館
1904年に政治亡命者らによるロマノフ王朝への抗議運動が発生した、かつての亡命者の邸宅を博物館にしたものです。ロシア革命の歴史を伝える興味深い博物館。
北方民族歴史文化博物館
正式名称は「ヤロスラフスキー北方民族・文化博物館」と言い、主にサハ共和国に住む先住民族についての展示を行なっている博物館として知られています。近くには男子修道院(救世主男子修道院)があります。
退役軍人広場
大祖国戦争(独ソ戦)の戦勝に貢献した軍人を讃えて整備された広場です。広場には、兵隊としてトゥイマーダ地区から召集された2万人以上のサハ人(ヤクート人)の名前が刻まれた碑のほか、戦争で命を落としたサハ人の戦没者慰霊碑などがあります。
戦勝広場
大祖国戦争(独ソ戦)の戦勝を記念して整備された広場です。広場には、戦勝記念のアーチのほか、戦没者を追悼する「記憶の火」という慰霊碑などが建てられています。
世界民族口琴博物館
サハ人の音楽文化である口琴をテーマにした民俗博物館です。
※随時更新しています。