旅好きのメモ

旅好きの筆者が日本から簡単に行ける海外の見所をメモ

ロシア国境の町は面白い!

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ロシアと隣国との国境にある町は、本当に面白い場所が多いです。今回は、訪問に許可が必要なハサン(中国と北朝鮮と向かい合う町)は除外したうえで、極東ロシアの国境の町を紹介しようと思います。

 

【ブラゴヴェシチェンスク】

 
 
 
 
 
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アムール川を隔てて中国の黒河市と向かい合うアムール州の州都です。経済発展を象徴する中国の高層ビルと、ヨーロッパ風の古き良き(?)ロシア側の街並みとの対比が面白い町です。

 

【ザバイカリスク】

 
 
 
 
 
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中国(内モンゴル自治区)の満洲里市と向かい合う国境の町です。東清鉄道のロシア側の玄関口だった場所で、名前の通りザバイカリエ地方にあり、満洲里から日帰りツアーでやってくる中国人観光客をたくさん見ることができます。

 

【キャフタ】

 
 
 
 
 
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モンゴルのアルタンブラグと向かい合う国境の町です。モンゴルの革命軍が赤軍の協力のもとモンゴル領内に侵攻した歴史があり、中露&中ソ間で二度にわたってキャフタ条約が結ばれた場所として知られています。

 

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いかがだったでしょうか。

 

まずはブラゴヴェシチェンスクとザバイカリスクについてですが、観光地化されている黒河や満洲里とは異なり、良くも悪くも古くからあまり変わらない雰囲気で、そこが逆に魅力的に映ると思います。

 

また、最後に紹介したキャフタはモンゴル独立に縁のある町で、教会が点在する点以外はかなりモンゴル本国と近い雰囲気を感じられます。キャフタのあるブリヤート共和国自体がモンゴル系のブリヤート人が暮らす地域なので、そういった意味でも本当に面白い場所です。

 

島国の日本では船に乗らなければ味わえないボーダーツーリズムを、ロシアでは陸路でできちゃうので、そこも魅力と言えるでしょう。中国やモンゴルからロシア側に越境するのもまた旅のロマン。昔は中国やモンゴルからロシアを眺めるだけだった旅行者たちにとって、近くなったロシアを中に入って味わえるのは最高の体験だと思います。

 

今回の情報が参考になったと思った方、実際の旅のアドバイスなどを聞きたい方など、どんどんコメントを頂ければと思います!

 

では次の投稿も楽しみにしていてください!